厚生年金基金 簡易診断サービス
総合型基金に加入している中小企業の皆様へ
2013年6月に基金制度廃止の改正法が成立し、ご加入基金においてもいろいろな動きが出て来ていると思われます。※厚生年金基金見直しにおける課題(1) (2)
「解散」か「代行返上」か
厚生年金基金制度は国が行っている厚生年金への上乗せの給付であり、本来は「企業年金制度」。国が運営しているわけではありません。基金の総数は、ピーク時の1/3と激減しており、現在存在するのは殆どが同業種が集まって構成される総合型基金となっています。
基金の現状は「積立不足」と「代行割れ」
基金が行う説明会に参加したり、「ききんだより」を見ても専門用語が多く、なかなか理解できない制度です。この「基金簡易診断シート」では、わかりづらい基金の状況を診断し、一般の人事総務担当者にわかりやすく解説します。さらに、企業としての今後の対応についても、簡易診断を行います。
提出していただく資料
- 基金の規約
- 直近3年間の「ききんだより」
- 直近1年間の基金より提出された資料
- 直近1年間の代議員会の議事録
- その他の資料の提出を求める場合もあります。
基金簡易診断シートの内容
以下は診断シートの一部抜粋です。この他にも「基金の財政状況の推移」、「加入員と受給者の推移」、「具体的な選択肢(メリット・デメリット)」などもご提供します。
基金の現状(企業の負担)
基金に加入していなかった場合との掛金率比較(過去に積立不足がある基金の例)
※「標準掛金」とは通常の積立のための掛金。「特別掛金」とは、過去からの積立不足を穴埋めするために、別途企業が負担する掛金。
今後の選択肢:厚生年金保険法の下での選択肢はこうなる!
貴社の加入基金は?
加入基金の状況変動により、企業の対応を検討することが必要になります。今後の選択肢について、簡易診断結果を提示します。