Teamsライブイベント機能を使ったウェビナーが便利
ヒューマン・プライムでは今年からMicrosoft Teamsを使った「同一労働同一賃金」や「ハラスメント対策」のWebセミナー(ウェビナー)を開催しています。事前に会場を予約する必要もなく、全国各地で同時配信することが可能。何よりこのご時世、3密を避けられるのは大きなメリットです。
●必要最低限用意するもの
Microsoft365 E1ライセンス
ノートPC(内蔵カメラ・マイク)
●実際に使ったもの
ロジクールWebカメラ C920n
美UPサークルライト
使い慣れているデスクトップPC
Microsoft Form(アンケート回答フォームを作成)
Microsoft365には様々なプランがありますが、Teamsの「ライブイベント」が実施できるのは365 Enterprise E1、E3、E5ライセンス、または365 A3、A5ライセンスのみで、Business BasicやBusiness Standardでは行えないのが注意点です。
また、URLさえ知っていれば誰でも参加できるパブリック開催にするためには、予め365の管理画面からライブイベントポリシーを変更する必要があります。(初期設定では組織内の人に対してのみの公開しかできないようになっています。解決するまで時間が掛かりました)
機材としては、安定したネット環境とノートPC1台があれば事足りるのですが、MCと解説者の複数人体制だとか、ちょっと暗めの会議室から配信するといった場合は、専用のカメラやマイク、光量が調節できるライトなどを用意するのがおすすめです。C920nはマイク付きなのが便利、ライトはAmazonで3,000円くらいのものを購入しました。
肝心の操作方法ですが……これがなかなかの曲者で、共有コンテンツ(PowerPoint)を全画面表示にしたら元に戻れなくなったとか、あれこれしてるうちに共有が外れてたとか、うっかりマイクがミュートのままだとか、はじめのうちは全てがちんぷんかんぷんで、どうしたものかと半パニック。
ここで大事なのは理屈どうこうよりも「慣れ」。何度も何度もリハーサルを繰り返して慣れるほかありません。
いろいろな解説を読んだり動画を参照しましたが、確実なのは実践です。触っているうちに慣れます(たぶん)。Teamsライブのぶっつけ本番は相当な高ハードルでしょう。
Webカメラ接続とライトの電源供給がUSBなのと、操作はタッチパッドよりもマウスで行いたいため、ノートではなく大きめのディスプレイモニターに繋いだデスクトップで操作しました。これが正解。やはり慣れが一番です。