SOMPO、ルネサンスから出向受け入れ
介護で新事業の創出へ
SOMPOホールディングス(HD)は介護事業子会社でスポーツクラブ運営のルネサンスから出向した社員の受け入れを始める。まず最大で50人を受け入れ、介護施設での運動プログラムづくりなどに携わってもらい、新事業の創出につなげる。ルネサンス側は社外留学制度を活用する。新型コロナウイルスの影響で業種を超えた社員の出向が増える中、事業創出に生かす取り組みが広がってきた。
5月17日のコラムでもご紹介した「コロナ禍で在籍型出向を活用」する事例として注目されます。
双方の事業イノベーションに繋がるとともに、組織の枠を超えた人材育成のかたちである「越境学習」の効果も生まれると思います。在籍型出向についてメディアで取り上げられるのは大手企業の事例が多いですが、企業規模に関わらず中小企業に於いても取り組み可能であり、すでに活用されている企業も少なくありません。各地域で在籍型出向についての相談会やセミナーが開催されていますので、ご参考にされてみてはいかがでしょうか。