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産後うつは出産後1年を経過してもなお…

長期的な視点に立ったケアが必要

これまで出産後、数カ月以内に表れるとされていた産後うつ。出産から1年経過しても発症する可能性があることが東北大学の調査でわかった。産後うつは抑うつ状態が数週間から数カ月続き、日常生活にも支障を及ぼす。産後女性の1~2割が発症するとされる。

日本経済新聞Web 2021年12月6日付け記事より引用しました。

 筑波大学公共政策学の研究チームが昨年10月、産後1年未満の母親を対象に行ったアンケートでは、回答が得られた約2,100人のうち24%でうつ傾向がみられたとのことです。同研究チームは、「コロナ禍が産後うつのリスクを高めている可能性がある」と指摘しています。

女性は産後、ホルモンバランスが崩れ、数時間ごとの授乳などで24時間、育児をする責任が重なり、うつになりやすいと言われています。発症時期には個人差がありますが、出産から2週間後をピークにした1ヶ月の間はリスクが高いそうです。ただ、本記事にありますように、出産から1年を経過しても発症する可能性のあることが東北大学の調査でわかりました。出産後に夫婦で助け合いながら育児に取り組むことは、妻の産後うつを予防することにも繋がりますので、夫婦で話し合って、夫が育児休業を取得するタイミングを考えましょう。
※法改正により、男性の育児休業が取りやすくなります。

なお、法改正の内容につきましては、HP通信の解説動画をご視聴ください。

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