8月2日は「ハラスメントフリーの日」
職場でできるひと工夫とは
8月2日はハラスメントフリーの日。企業・組織と従業員の双方にメリットをもたらす、ハラスメントから解放された「ハラスメントフリー」な職場づくりを啓発、推進していくことを目的に、パワーハラスメントという言葉を創り、長年にわたり職場のハラスメント対策に関わってきた株式会社クオレ・シー・キューブが制定し、日本記念日協会が認定した。
クオレ・シー・キューブさんは「ハラスメントフリーの日」に際し、ハラスメントフリー企画2022として「職場でできるひと工夫」をアップしています。
また、BIGLOBEさんが先日、「ハラスメントに関する意識調査」を発表しました。
パワハラ防止法施行後もパワハラは減らないと思う理由を聞いたところ、「加害者がパワハラだと自覚しないから」が53.1%で最多となりました。パワハラに対する社会の目が厳しくなり、また、度々パワハラ事件も報道されるなか、パワハラ行為者がなかなか行動を改めないのは、パワハラ言動を無自覚に行っているからではないかと言われています。無自覚のパワハラを予防するためには、研修を定期的に実施すること、相談窓口を機能させること、そして、職場環境を見直すことが大切です。
厚労省が2020年に実施した「職場のハラスメントに関する実態調査報告書」では、パワハラが起きやすい職場の特徴として、以下を挙げています。
- 上司と部下のコミュニケーションが少ない/ない
- 残業が多い/休暇を取りづらい
- 業績が低下している/低調である
- 従業員の年代に偏りがある
- 失敗が許されない/失敗への許容度が低い
これらは、それぞれが単独で存在するというよりは、複雑に絡み合っているのではないかと思います。一方で、ハラスメント予防の取組を進めたことによる副次的効果として、「職場のコミュニケーションが活性化する/風通しが良くなる」や、「管理職の意識の変化によって職場環境が変わる」が挙げられています。
「職場のハラスメントに関する実態調査」は、ヒューマン・プライム通信のバックナンバーをご参照ください。
ヒューマン・プライムでは、ハラスメント防止研修を始め、ハラスメント相談窓口~ハラスメント調査~ハラスメント審議~再発防止措置に至るまで総合的な「ハラスメント防止措置」コンサルティングを提供しています。ぜひ一度ご相談ください。