1. HOME
  2. ブログ
  3. 気になる話題ピックアップ
  4. 9月3日は「秋の睡眠の日」

お役立ち情報

Information

気になる話題ピックアップ

9月3日は「秋の睡眠の日」

9月3日、きょうは何の日?

睡眠健康推進機構は、国民の健康増進を目的に春(3月18日)と秋(9月3日)の年2回を「睡眠の日」とし、睡眠に関する正しい理解へ啓発を行っています。

東京新聞Web 2022年9月3日付け記事より引用しました。

 先週の土曜日(9月3日)は「秋の睡眠の日」でした。9月3日は “ぐっすり”という語呂合わせから「睡眠の日」とされ、2011年に睡眠健康推進機構が日本睡眠学会との協力によって制定しています。

ちなみに「春の睡眠の日」もあり、3月18日と定められています。これは、「世界睡眠デー」が3月の第3金曜日に制定されていることによるものです。春・秋とも、それぞれの日をはさむ前後1 週間を「睡眠健康週間」として、全国各地に市民講座や相談窓口を開設し、睡眠を通して、生活の質(QOL)の向上や規則正しい生活リズムの確立につなげていくさまざまな運動が展開されます。
ご関心のある方は、睡眠健康推進機構のサイト「ねむりんねっと」をご覧ください。

ところで、総務省の「2021年社会生活基本調査」によると、平均の睡眠時間は7時間54分(男性は7時間58分、女性は7時間49分)で、男性・女性ともに前回調査(2016年)よりも少しずつ長くなっています。しかしながら、OECD加盟国の平均睡眠時間は8時間25分であり、依然として日本の睡眠時間は世界でも最低レベルにあるようです。

世界のなかでも特にアメリカの睡眠に対する意識は高く、最近では、ハイパフォーマンスのビジネスパーソンほどしっかり眠るという動きが起きているとのことで、仕事中に睡眠不足で集中力が途切れてしまうことは、パフォーマンスの低下に繋がるとされています。

さて、厚生労働省では、心身の健康と睡眠をテーマにした特設Webコンテンツ「良い睡眠で、からだもこころも健康に。」を公開し、企業の人事・労務担当者向けに、企業の取組事例などを掲載しています。ここでは、2014年に策定された「健康づくりのための睡眠指針2014」(厚生労働省)より、『睡眠12か条』をご紹介しておきます。

  1. 良い睡眠で、からだもこころも健康に。
  2. 適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
  3. 良い睡眠は生活習慣病予防につながります。
  4. 睡眠による休息感は、こころの健康に重要です。
  5. 年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
  6. 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
  7. 若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
  8. 就労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
  9. 熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
  10. 眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
  11. いつもと違う睡眠には、要注意。
  12. 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

関連記事