ビジネスチャットツールを半年間使ってみて
現在ヒューマン・プライムで利用しているビジネスチャットツールと言えばMicrosoftのTeamsです。
ウェビナー(Teamsで言うところのライブイベント)を開催するための手段として導入したのがきっかけですが、今や社内・外のやりとりはメールを凌いでTeamsがメインとなりました。投稿メッセージに添付されたOfficeファイルは、プレビューだけでなくその場で編集&共同作業も可能(さすがMicrosoft365のアプリ。当然と言えば当然ですが。)
ビデオ会議はもちろん、PlannerやSharePointと連動させることで、会議室予約も、業務日報にスケジュール予定、タスク管理もTeams内でまとめられます。
思い返せば半年前、
「チームとチャットの違いとは?」
「メンションって何なの?」
「改行したら投稿されちゃいました」
「イラストがダサい件」
「いつ見てもあか抜けない画面だわ…」などと文句たらたらで使い始めたTeamsも、いまでは無くてはならないツールとなりつつあります。
こうまで言うと便利で良いことずくめのようですが、いろいろと困った点も…。
まずその重さ。起動してサクサク動ける状態に落ち着くまで、ある程度の時間が必要です。(PCスペック次第と言われればそれまでですが)
ライブイベントにおけるプロデューサーの役割がシビア過ぎ。(ここは慣れるしかありませんね)
何より問題なのが、初心者に対するマニュアルが不親切だということ。どの解説ページもある程度わかってる人向きとしか思えないクールな突き放しっぷりです。
わかりやすいマニュアルがないために、社外の方の招待やパブリックイベント開催の実現までに時間が掛かります。いざ会議という時になって「(ログインする)権利がありません」とはどういうこと?何故この項目がグレーアウトなの?何故?何故なんだ?!! …このあたりはブラウザで365アカウントにサインインして管理センターに進み、そこから「Teams」「組織全体の設定」「ゲストアクセス」の内容を変更しなくてはならないのでした。(誰か初めから教えてください)
そして見た目のオシャレ度ゼロ。え、業務アプリに洗練さなど必要ないですって?まったく?毎日使うものなのに?…そうですね、ある日突然Apple社的なUIに変更されたら、それはそれで寂しく感じるかもしれませんね。(私は感じませんが)
それはともかく。
初めは扱いづらいツールであっても触っているうちに使い慣れていくもの。大事なのは社内全員で使うことです。「あの人はチャット使ってるけどあの人はメールだけ」では、以前より連携がバラバラという結果にもなりかねません。
円滑なコミュニケーションと便利な業務ハブをこなす(わかりやすい)ビジネスチャットツールを見つけてくださいね。