2回目接種は8割前後で頭打ちの公算

国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が一巡してきた。全人口のうち2回の接種を完了した割合は7割に達し、現在の接種ペースが続くと11月下旬にも8割前後で頭打ちになる見込みだ。海外では高い接種率にもかかわらず、経済再開後に感染再拡大を招くケースが出ている。2回接種で油断することなく、検査拡充や3回目接種により感染の「第6波」に備える必要がありそうだ。

日本経済新聞Web　2021年10月26日付け記事より引用しました。

ワクチン接種歴に基づく行動緩和に向けて、企業としても、従業員のワクチン接種率を上げることと接種歴を把握しておくことが課題になっています。

ただ、ワクチンを接種しない人への不利益な取り扱いや接種の強要が問題となっているケースも見受けられ、慎重な対応が必要です。中小企業に向けて情報発信してくれている産業医有志グループが、「社員のワクチン接種情報の取り扱い」について動画配信していますので、ご参考になさってください。