「見えない増税」健保組合の保険料
健保組合の保険料、10年で10万円アップ
日本の医療保険制度を支える健康保険組合の経営悪化が進行している。健康保険組合連合会が昨年末に発表したデータによると、平成29年度は加盟約1400組合のうち4割以上が、支出が収入を上回る赤字状態となった。背景にあるのは高齢者向け医療費の慢性的な増加で、健康保険に加入する現役世代が高齢者の医療費を支える構図が強まっている。
こうした中、加入者が負担する保険料はこの10年で10万円も上がり、手取り収入は押し下げられる一方だ。日本経済は緩やかな回復基調が続いているというが、消費者(加入者)の負担感は当面拭えそうにない。
Yahoo!ニュース(産経新聞)2019年3月18日付けより引用しました。
後期高齢者の割合は急速に増加しており、これからも健康保険の保険料は上がりそうです。