働く女性の声を受け「無職の専業主婦」の年金半額案も検討される
専業主婦の年金制度が大きく変わる可能性
現在、夫の厚生年金に加入し、年金保険料を支払わずに基礎年金をもらうことができる「第3号被保険者」の妻は約870万人いる。
第3号については共稼ぎの妻や働く独身女性などから「保険料を負担せずに年金受給は不公平」という不満が根強くあり、政府は男女共同参画基本計画で〈第3号被保険者を縮小していく〉と閣議決定し、国策として妻たちからなんとかして保険料を徴収する作戦を進めている。厚生年金の加入要件を広げることで仕事を持つパート妻をどんどん加入させているのはその一環だ。3年前の年金法改正で厚生年金の適用要件が大幅に緩和され、わずか1年で約37万人が新たに加入している。
gooニュース(週刊ポスト)2019年5月5日付けより引用しました。
無職の専業主婦の方である国民年金の第3号被保険者について、保険料を半額負担にするか、年金額を半額に減額するかなど負担を求めるという話題がSNSで見られます。
年金財源が厳しい状況や女性の就業率を高めたい政府の意向を考えるといずれ議論されるの可能性が高いのではないでしょうか。