今や労働者の4割近くが非正規社員
「正規」「非正規」の違いとは?
労働基準法によると、会社などに使用され、その対価として賃金をもらう人を労働者といいます。労働者は大きく正規社員と非正規社員に分かれます。法律上に厳密な区分があるわけではありません。
正規社員は一般に雇用期間の定めがなく、会社が決めた所定労働時間、例えば1日8時間をフルタイムで働き、転勤を伴うといった特徴を持ちます。厚生年金保険など各種社会保険に通常加入するのも特徴といえます。高度経済成長の時代、特に男性労働者のほとんどは正規社員でした。
来年4月から派遣法改正により同一労働同一賃金の制度が始まります。それにより派遣労働者の賃金が上がり、正規社員としての雇用が増えるのか注目ですね。