【就活ハラスメント】採用活動で不適切行為 日本製鉄
採用担当者、懲戒解雇処分に
日本製鉄は18日、東日本製鉄所鹿島地区(茨城県鹿嶋市)で、中途採用を担当していた男性社員による不適切行為が判明したと発表した。入社予定の女性と私的に面会するなどの行為があったという。日鉄は「詳細は個人情報の観点からコメントできない」としているが、性的関係を迫るなどの不適切行為があったとみられる。すでに該当の男性社員に対しては懲戒解雇処分を実施したという。日鉄は今後、社内教育を徹底するなど再発防止に努める考えだ。
先日、元近鉄社員による就活セクハラの記事をご紹介したばかりですが、またまた有名大手企業で採用担当者による事件が起こってしまいました。
ハラスメントの特徴として、相対的に強い立場にある者から弱い立場の者に対しておこなわれることが挙げられます。
職場におけるパワーハラスメント対策が令和4年4月1日から中小企業でも義務化されますが、ハラスメント防止はトップ自らが取り組む重要課題であり、組織一体として取り組む課題であることを踏まえ、具体的な活動を推進されることを強く望みます。