【東京商工会議所】2021年度 新入社員意識調査の集計結果
新入社員向け研修講座受講者に対し標記アンケート調査
本アンケート調査は、コロナ禍での就職活動・入社となった2021年度入社の新入社員の就職活動の感想、また社会人生活や会社に求める環境などに対する意識を把握するために実施したものです。
調査結果のポイントより
●今の会社には「定年まで勤務」の割合が増加したが、依然として転職・独立志向もあり
・近年減少傾向にあった「定年まで」が29.3%となり2019年度と比較し8.0ポイント増加となった。
・入社時点の「チャンスがあれば転職」「将来は独立」「時機を見て退職」の合計値は、28.4%と、2019年度と比較して同水準であった。
●魅力に感じる企業の制度は、「働き方」や「成長環境」分野に魅力を感じる割合が多い
・働き方改革にも関係する「年次有給休暇取得の推進」「時差出勤・フレックスタイム制勤務」が上位となったほか、「資格(検定)等の取得支援」「人材育成体系(研修計画)の充実」など、入社してからの成長環境に関する制度も上位となった。
「今の会社でいつまで働きたいか」の質問に『定年まで』と回答する新入社員は3割に満たない状況のようです。
ところで、そもそも「定年」とはいったい何でしょうか・・・。弊社コンサルタントによる集中連載ブログ「あなたは何歳まで働きますか?」の第2回で、「定年制」について取り上げていますので、ぜひ読んでみてください。