男性の育休取得、上司の最初の一声が鍵
「当事者に寄り添う目線」成長の契機に
脱・同質性の時代。様々なバックグラウンドを持つ人と共に働くことが当たり前となった。女性、シニア、外国人、障がいのある人、性的少数者(LGBT)、子育てや介護を担う人………。多様なメンバーが持ち味を生かしながら気持ちよく働くには、それぞれが互いの持つ背景を知り、尊重し合うための「対話」が必要だ。コロナ禍で突然迎えたテレワーク環境下、先進企業では、どんなコミュニケーションの工夫があるのか。
記事でご紹介されている大日本印刷の方が、育児休業を経験したことで「労務担当として多様な当事者に寄り添う目線」を持つようになったという点がとても興味深いです。
また、男性の育休取得を促すための対話3つのポイント、1)本人から申し出を受けた場合は、まずは第一声、意向を尊重する旨を伝える。2)男性が育休を取得する間のカバー体制について、「おたがいさま」の精神でチーム全員で前もって話し合う。3)男性が育休を取得することによるメリットを、実例を交えて社内に発信する。は、人事労務担当者はもちろん、管理職のマネジメントにおいても参考になると思います。