社員自殺で遺族に謝罪【岡山放送】
長時間労働やパワハラ発言も
岡山市にあるテレビ局「岡山放送」の30代の男性社員が、ことし7月に自殺し、社内調査の結果、亡くなる直前の1か月間の残業時間が100時間以上で、上司からパワーハラスメントにあたる発言もあったことが分かりました。会社側は今月、調査結果を遺族に伝え謝罪したということです。
またパワーハラスメント(以下、パワハラ)による痛ましい事案が起こってしまいました。パワハラは人間の尊厳への攻撃で、命に関わる事件です。企業には、人の命を奪ってしまう恐れのあるパワハラをなくす取り組みが欠かせません。
東京労働局では、2022年4月から中小企業でパワハラ防止措置が義務化されるのを受けて、約5000社に対して自主点検票を送付し、対策の実施を要請しています。自主点検にあたっての解説動画を配信しているサイトをご紹介しますますので、義務化に向けて、取り組みが未了の中小企業におかれましては、ぜひ参考になさってください。
また、HP通信のバックナンバー「職場のハラスメントに関する実態調査報告書」もご覧になってみてください。