小中高生とも「会社員」が人気
なりたい職業、在宅浸透
第一生命保険は16日、将来なりたい職業の2021年度のランキングを発表した。小学生女子の1位が「パティシエ」だったほかは、男子の小中高生、女子の中高生でいずれも「会社員」がトップとなり人気を集めた。同社は、在宅勤務の浸透で働く場所を選ばないことなどを踏まえ「子どもたちは働きやすさを求めて会社員になりたいと思っている」と分析した。
「会社員」は、小学生男子で昨年に引き続き1位、中高生のランキングでも昨年に引き続き全部門で1位です。
なりたい理由として、「好きだから」や「誰かの役に立ちたいから」に続いて「働きやすそうだから」という回答が上位に入っており、テレワークが普及し、働く場所を選ばない自由な働き方やワークインライフの意識が高まっていることがうかがえます。
TVの取材で小学生がインタビューに答えていたのですが、「リモート会議で意見を言っているのがかっこいい」、「チームをまとめていくことに憧れる」といったコメントがあり、子どもたちが会社員のお父さん、お母さんの働く姿をリアルに見て、仕事する楽しさなどを疑似体験できるようになったのもテレワークの効果だと思います。