保育園入所の就労証明、勤め先が電子提出
提出手続きを簡略化
政府は2023年秋にも保育園の入所に必要な就労証明書の提出手続きを簡略化する。勤め先が従業員の就労証明書を地方自治体へ直接、統一の書式で電子提出する仕組みを導入する。個人が書類を取り寄せて自治体へ出す手間を省く。
「就労証明書」は保育園の入所や更新の手続きに必要な重要書類で、提出を怠ると退園になってしまう可能性もあります。就労証明書提出までの流れは、以下の通りです。
①従業員が各自治体や保育園で就労証明書を入手する
②勤務先に記入、発行を依頼する
③従業員が各自治体の窓口に提出する
就労証明書は各自治体が独自の書式を用意していますので、自治体によっては社印を求められたり、手書きを求められたりすることがあり、手続きが煩雑で担当者泣かせの業務と言えます。また、テレワークを妨げる原因の一つにもなっています。
統一書式への入力及び電子提出によって、業務の効率化が大いに期待できます。このような改革は、従業員にとっても、企業にとっても大変ありがたく、今後もどんどん進めていって欲しいと思います。