米、コロナで「静かな退職」
熱意が低下、労働時間減らす動き
米国で自発的に労働時間を減らす動きが出ていることが米大学の研究でわかった。25~39歳の男性が自発的に労働時間を年16時間減らした。米国では新型コロナウイルス禍に伴い、仕事への熱意が低く最低限の仕事しかしない「静かな退職」ブームが広がっており、労働時間の短縮につながっているようだ。
昨年、ニューヨーク在住のエンジニアがTikTok」に投稿した動画がきっかけとなり、欧米で「Quiet Quitting」という新語が流行りました。このQuiet Quittingを日本語に訳したのが「静かな退職」で、日本でも人事担当者の間で話題になっています。
「静かな退職」とは、会社に在籍しながらも契約通りの仕事だけを淡々と行い、退職したかのように精神的な余裕を持って働くことです。
仕事とプライベートの境界線を明確に引き、「仕事は仕事」と割り切って、やりがいや自己実現を求めない働き方のことを指します。
「静かな退職」は自分たちの無理しない働き方に満足し、それに見合った給料をもらえればいいという考えで、特にZ世代に受け入れられています。
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