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熱中症死者、年間1000人超から半減が目標

政府会議が計画案を了承

政府の熱中症対策推進会議(議長・西村明宏環境相)が29日開かれ、地球温暖化の影響で深刻化する熱中症について、4月に成立した改正気候変動適応法に基づいた対策を一層強化する方針を確認した。近年の平均で年間千人を超える死者数を令和12年までに半減させるとの目標を掲げた実行計画案も了承。計画は近く閣議決定される。

産経新聞Web 2023年5月29日付け記事より引用しました。

 厚生労働省は5月29日、令和4年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」を公表しました。

令和4年における職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は827人で、前年比で266人の増加となりました。また、熱中症による死亡者数は30人(前年比10人増)で、建設業(14人)や警備業(6人)で多く発生しています。

死亡災害の多くの事例において、暑さ指数(WBGT)※を把握せず、熱中症予防のための労働衛生教育を行っていませんでした。また、「休ませて様子を見ていたところ容態が急変した」、「倒れているところを発見された」など、熱中症発症時・緊急時の措置が適切になされていませんでした。
※暑さ指数(WBGT):気温に加え、湿度、風速、輻射(放射)熱を考慮した暑熱環境によるストレスの評価を行う暑さの指数

厚生労働省では、熱中症予防対策の徹底を図ることを目的に、関係省庁及び関係団体と連携し、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」(期間:令和5年5月1日~9月30日)を実施しています。

こちらのリーフレットに「キャンペーン期間(5月~9月)にすべきこと」がまとめられていますので、自社の取り組み状況をチェックされ、基本的な熱中症予防対策を講じていただくようお願いいたします。

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