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梅雨どきに気をつけたい食中毒の原因と対策

6月は1年で最多!

6月になって沖縄・九州南部から東北にかけての梅雨入りも気象庁から発表されました。湿気が多く気温も比較的高い梅雨どきは食中毒が多く発生する時季で、特に6月は1年で最多の月とされています。

ウェザーニュース 2023年6月15日付け記事より引用しました。

 食中毒とは、様々な細菌やウイルスなどが付着した食べ物を食することで起こる「健康被害」です。症状として、嘔吐・下痢・腹痛・発熱・頭痛などを引き起こし、重症化することもあります。また、食中毒といっても種類があり、夏は「細菌性食中毒」が多く見られ、冬は「ウィルス性食中毒」が多くなります。

夏の原因:サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌(生肉、魚、貝類などの食事から感染)
冬の原因:ノロウイルス、A型肝炎ウイルスなど(牡蠣などの貝類や感染者の吐物・汚物からの接触感染)

本記事でご紹介されている食中毒の予防方法等を自社の衛生委員会で取り上げていただき、従業員やそのご家族を食中毒から守る取り組みを行ってもらいたいと思います。

もしも従業員が食中毒に感染してしまった場合は、以下の流れでご対応ください。

①自宅療養
出社して、会社内のトイレで嘔吐や下痢をした場合、その際の処理が不十分であると感染拡大のおそれがあります。社内で発症した際に備え、嘔吐物処理キットなどを準備しておきつつ、自宅で療養してもらうようにしましょう。

②出社後もこまめに手洗いを行ってもらう
ウイルスや細菌の種類によって、感染後1週間~1か月程度は便中にウイルス等が排出される場合があります。症状がなくても、トイレに行ったら衛生的な手洗いを行ってもらい、共用のタオルや共用の固形石鹸などは使わないようにしてもらいましょう。

③発症前からの状況を報告してもらう
感染拡大を予防するため、自宅療養中でも症状等の状況を報告させるようにしましょう。そもそも発症したのが1名でも、食中毒のきっかけが同僚と行ったランチなどであれば、集団感染につながるリスクがあります。
会社としてもできるだけ感染経路の把握をするようにしましょう。

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