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気になる話題ピックアップ

夏休み明け 子どもの心の不調

相談強化「自分で抱え込まずに」

NPOによりますと、夏休みが明けて学校が再開する時期は子どもの自殺が増える傾向にあり、例年、心の不調を抱えた子どもからの相談が増えるということです。

ことしも「友達に避けられているようで新学期の登校が不安だ」とか「以前いじめられたことで人目が怖くなり、死にたいと感じる」などの相談が中学生や高校生からすでに寄せられているということです。

NHK 2022年8月29日付け記事より引用しました。

 子供や若者の自殺が長期休暇明けに増加する傾向があることを受け、厚労省では、夏休み明けの子供・若者の自殺防止に向けた取り組みを強化し、集中的な啓発活動を実施しています。自殺対策基本法に基づき、毎年9月10日から16日を「自殺予防週間」としていますが、今年は近年の自殺状況を踏まえ、例年より前倒しした取り組みを行うこととしています。

ここで、心の専門家である野口嘉則さんの著書「自分を好きになれない君へ」 (小学館Youth Books) から引用させていただき、心のSOSサインに気づいた方へのメッセージとしたいと思います。

「ビートたけしさんの詩集『僕は馬鹿になった。』(祥伝社)から、詩を一編選んで、あなたに贈りたいと思います。
『騙されるな』
人は何か一つくらい誇れるもの持っている
何でもいい、それを見つけなさい
勉強が駄目だったら、運動がある
両方駄目だったら、君には優しさがある
夢を持て、目的を持て、やれば出来る
こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ
人は生まれて、生きて、死ぬ
これだけでたいしたもんだ

~略~
私たちは、今こうして生きている、存在している、それだけで素晴らしいのです。
だから、もう一度言わせてください。あなたはそのままで素晴らしい。
あなたは、この世界にたった一人しか存在しませんし、人類史上ただ一人しかいません。
~略~
あなたはあなた以外のものになろうとする必要はありません。
あなたは、あなた以上でもなければ、あなた以下でもありません。そのままのあなたが、今そこにいるじゃありませんか。」

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