離職は仕方ない?
瀬戸際の介護現場から
「いつでも話を聞くから頼ってね」。これまで4度の介護を経験してきた全日本空輸(ANA)客室センターマネジャーの大東純子は、部下からのキャリア相談に親身にあたる。
月20日のフライト業務に追われた30代で両親の遠距離介護に直面。2年前には認知症が進行した義母の世話にあたった。幸い、同僚の理解もあって働き方の調整はしやすかった。
厚生労働省では、育児・介護休業法に定められた介護休業制度などの周知徹底を図り、企業及び労働者の課題を把握し事例集を作成するなど、介護を行っている労働者の継続就業を促進しています。
仕事と介護を両立するための支援制度には、介護休業、介護休暇、所定外労働の制限(残業の免除)、法定時間外労働の制限、深夜業の制限(免除)、短時間勤務等の措置、介護休業給付があります。各制度の詳細は、厚生労働省のサイト「誰だって、介護と仕事の両立に悩むときは、くる。そのときのために、知っておこう。介護休業制度」をご覧ください。
さて、本記事で紹介されている株式会社白川プロさんのお取り組みは、東京都の「令和3年度 介護と仕事の両立推進シンポジウム」講演要旨に企業の事例紹介として掲載されていますので、ぜひご覧になってみてください。
また、こちらのサイトには、白川社長のインタビュー記事が載っています。