ファンクションキーをうまく使って業務効率をアップしよう!!
毎日触れている人も多いであろうパソコンのキーボードにおいて、一度も触ったことのないボタン、ありませんか?
「PageUP」や「Delete」など、読んで字のごとく動作が予想できるボタンであれば、恐る恐る押したことあるかもしれませんが、キーボードの最上段にあるFのついた1から12までのボタンは押したら何が起こるかわからない!と、触れたことない方も多いかもしれません。
パソコンのキーボード上段にある「F」のついたキーはファンクションキーというボタンです。ファンクション=機能 という名の通り、押すだけでパソコンをもっと便利に使いこなすことができるようになります。
ファンクションキーは、普段のパソコン操作における「ちょっと困った」を解説するアシスト機能!うまく活用して業務効率を上げてくれる強い味方です。
Windowsではファンクションキーにこのような機能を搭載しています。
- F1→ ヘルプを表示(アプリやブラウザ使用時)
- F2→ ファイルやフォルダの名前変更(ファイル・フォルダ表示時)
- F3→ 検索(ブラウザ使用時)
- F4→ ウィンドウのアドレスバーを表示/直前の操作の取り消し(Officeソフト)
- F5→ ページの更新(webブラウザ)
- F6→ ひらがなに変換(テキスト入力時、選択状態で押す)
- F7→ カタカナに変換(テキスト入力時、選択状態で押す)
- F8→ 半角カタカナに変換(テキスト入力時、選択状態で押す)
- F9→ 全角アルファベットに変換(テキスト入力時、選択状態で押す)
- F10→ 半角アルファベットに変換(テキスト入力時、選択状態で押す)
- F11→ ウィンドウの全画面表示(webブラウザ)
- F12→ 名前を付けて保存(オフィス系ソフト)
例えばこんな時に役立ちます。
①ブログのコンテンツを見ているときに、余計な文章が長くて見たいところが見つからない!
→ F3キーで知りたい項目のキーワードを検索すれば、見たいところをサッと読める!
②手元を見て入力してたら、ローマ字キーじゃなかった!一度消してタイピングしなおさないとダメ?
→「こんなはずじゃなかった」を選択してF10キーで「KONNAHAZUJANAKATTA」に楽々変換!
③エクセルのファイルを保存したいんだけど、ファイル>名前を付けて保存>保存したいフォルダを選択して…めんどくさい!
→F12キーなら、フォルダを選択する「名前を付けて保存」の画面が開きます。保存先のフォルダを選択しやすい!
また、パソコンの各メーカーにおいては、F〇の他にアイコンがついていて、その他の付加機能をつけていることもあります。
Fnと書かれたボタン※などを一緒に押すことで、いちいち設定画面を開かなくても画面の明るさを変えたり、ボリュームを変えたりとパソコン自体の環境を変更することができます。(※メーカーによって仕様が異なります。お持ちのパソコンメーカーのWebサイトでチェックできます。)
このように出来なくないけど「めんどくさい」ことを、工数少なく解決してくれるファンクションキー。うまく活用すれば文字入力の効率化や作業スピード向上に役立ちます。
慣れるまでは押すのに少し緊張するかもしれませんが、上手に付き合って業務の効率化を図ってみませんか?