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Windows11 使っていますか?

人事・労務ほっとニュース
2022年12月時点の、Windowsバージョン別シェアは

Win10: 68.89%
Win11: 22.56%
Win7: 4.99%
Win8.1: 2.93%

で、未だWindows10のシェアはWindows11の約3倍もあるようです。
(資料:Stat Counter Global Statsより)
Windows11の販売は2021年10月。個人利用と企業利用を厳密に分ければ多少数字は違ってくるのかもしれませんが、リリースから1年以上経っているわりにWindows11のシェア率は伸びていませんね。※7や8が現役で稼働しているのも驚きです。恐ろしい…。

Windows11は、パソコンの必要条件を満たしてさえいれば、10からの無償アップグレードが可能です。実際自分が使用しているPCでも、Windows Update後に11へのアップグレードを促す案内が表示されました。
が、「今はしない」を選択し、10のままです。
何故かと言えば、11に移行するメリットがあまり感じられないから。

正直なところ、Windows11は10よりも高いハードスペックを要求されるため、アップグレードによりPCのパフォーマンスが落ちてしまうのが心配でもあります。

プロセッサ:1ギガヘルツ以上、2コア以上の64ビット互換プロセッサ
メモリ: 4ギガバイト
ストレージ: 64GB以上記憶装置
TPM: TPMバージョン2.0
グラフィックス: DirectX12以上に対応
ディスプレイ: 対角サイズ9インチ以上・8ビットカラーの高解像度720p

上記がWindows11のシステム要件ですが、恐らくこのスペックではまともに動きません。PCの起ち上げに5分、Excelの起動ですら3分はかかりそうな気配。ならばメモリを増設してハードディスクをSSDに変更……何だかいろいろとやることが増えそうですね。

IT資産管理Lansweeper社の調査によると、プロセッサのスペックだけの比較でも、調査対象の55.6%がWindows11への移行には不適合判定だったとのこと。多くの企業はOSの移行に時間と労力のほか、半数近いPCの買い換えが必要となると、シェアが伸びないのも納得です。

そうは言ってもWindows11への移行は必須です。
Windows10の延長サポート期限は2025年10月14日。どんなに先延ばしをしても確実にWindows10は使えなくなります。

老朽化したPCでのアップグレードは、無益な待ち時間の増加により精神を削られます(大袈裟)ので、おすすめ出来ません。
その時が近付いてから慌てないように、買い換えの予算確保も含めて、今から移行の計画を立て、着実に進めて行きましょう。

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