1. HOME
  2. ブログ
  3. 気になる話題ピックアップ
  4. 年金受給の開始時期、損得より「後悔の有無」重視を

お役立ち情報

Information

気になる話題ピックアップ

年金受給の開始時期、損得より「後悔の有無」重視を

定年楽園への道

公的年金の支給開始時期が65歳であることはよく知られている。ただ、これは支給する側からの話であって、受給すなわち受け取る側からすると必ずしも65歳で受け取り始めなければならないわけではなく、60歳から70歳までの間のいつでも好きな時に受け取り始めることが可能だ。
日本経済新聞Web 2022年5月13日付け記事より引用しました。

 今年4月に年金制度が改正され、年金受給開始時期の上限が 75 歳に引き上げられたことによって、いつから公的年金の受給を開始するかの選択肢が増えました。詳細は、ヒューマン・プライム通信327号のバックナンバーをご視聴ください。

本日取り上げたのは、年金受給の開始時期を考える上でとても興味深い記事です。一部、引用してご紹介いたします。

「年金を損得で考えるべきではないとすれば、いつから受給を始めるべきかを一体何で判断すれば良いのだろう。それは「後悔の有無」である。年金は保険なのだから働ける内は働いてできるだけ受給は遅らせた方が良いと筆者は考える。70歳まで繰り下げているうちにもし69歳で死んでしまったらどうだろう。1円ももらっていないのだから確かに損だろう。でも死んでしまっているのだから損も得も関係無い。もし後悔するとしたら、それはあの世に行ってからだ。一方、早くもらった方が得だと思って60歳から受け取り始めた場合、早く死ねば得になるのはもちろんだが、これも前述のように死んでしまっているのだから損も得も関係無い。ところがもし長生きをしたらどうだろう。…(中略)…つまり長生きすればするほど後悔が大きくなりかねないのだ。」

繰上げ受給には、長生きすることによって生活資金が枯渇するリスクがあることを指摘されており、考えさせられる記事です。

関連記事