スマホで簡単に年金額試算!「公的シミュレーター」の試験運用スタート
厚生労働省は、スマートフォンやタブレットで、年金額を簡単に試算できるツール「公的年金シミュレーター」を開発し、4月25日から試験運用が始まりました。
日本年金機構から公的年金に加入する皆さまの元へ送られる※「ねんきん定期便」に記載の二次元コードをスマートフォンやタブレットで読み取り、生年月日を入力するだけで、働き方・暮らし方の変化に応じて将来受給できる年金額を、いつでも手軽に試算することができます。
※「ねんきん定期便」:毎年ご自身の誕生月に日本年金機構から郵送されます。これまでの加入状況や保険料の納付額、年金見込額などが確認できます。
<公的年金シミュレーターの特徴>
- 「ねんきん定期便」の二次元コードをスマホやタブレットで読み込むだけで利用可能
- 入力や条件設定などの操作が簡単でスムーズ
- グラフで受給額を表示しながら試算
- ID・パスワードが不要
- データ管理も安心・安全。個人情報は記録されず、画面を閉じるとデータを自動消去
私も早速試算してみました。今後の年収、就労完了年齢、受給開始年齢を自由に入力できますので、色々な年齢設定で、年金見込額を試算してみました。直ぐに年金見込額が反映するので便利ですし、参考にもなりました。
しかし、公的年金シミュレーターは、簡易に試算することを目的としており、実際の年金額とは必ずしも一致しません。 試算条件によって年金額が過大・過小に算出される場合がありますので、より正確な年金見込み額の確認をする場合には日本年金機構の「ねんきんネット」をご利用ください。
また、ヒューマン・プライム通信のバックナンバーで、年金制度改定について解説していますので、よろしければこの機会にご視聴ください。