中小の休廃業率、世界平均下回る
日本、コロナ下の5月10% 制限緩く政策も支え
新型コロナウイルス禍による中小企業の休業や廃業が日本は海外に比べれば少ないようだ。経済協力開発機構(OECD)によると5月時点の休廃業率は10%に達した。世界の26%よりは低い。欧州のような厳しい移動制限がなかったことが背景にあるが、感染が再拡大すれば危機は長引く。急場を助けた資金繰りなどの公的支援の持続性が課題になりそうだ。
6月末時点での休廃業率の高い主な業種は1位「イベント」2位「旅行」3位「教育・保育」4位「運輸・物流」5位「ホテル・飲食」となっている。「運輸・物流」が「ホテル・飲食」よりも上位なのは意外な感じがした。
また、「主な国の中小企業の休廃業割合」が「51~60%」というアイルランドについては大変気になったので調べてみたい。