テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン
緊急事態宣言が明けて1か月も立たないうちに新たなコロナウイルス対応措置としてまん延防止等重点措置が適用となった東京都。
これからのスタンダードになるかもしれないテレワークについてのガイドラインが改定され、厚生労働省より、改訂版のパンフレットが発信されています。
改定のポイントは以下のとおり。
- 労働管理全般に関する記載の追加(評価や費用、育成に関するもの)
- 雇用形態の違いによるテレワーク対象から除外しないことへの注意喚起
- ペーパーレス化の推進
- 労働時間把握のための対応方法
- 時間外・深夜労働の取り扱い
- 作業環境整備やメンタル面のチェックシートを掲載
社外の作業という労働内容も従業員の状態も見えない環境での労働ゆえに、今後もまだまだ見直しや改定点は出てくると考えられますが、ライフワークバランスの実現や家事・育児・介護の面でも注目され続けているテレワーク。企業により状況が違うため一概にルール化するのは時間がかかるとは思いますが、これからの動向に注目ですね。