ゴンチャロフ製菓「パワハラ自殺」認める

洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」（神戸市灘区）の社員だった前田颯人さん＝当時（２０）＝がパワハラや長時間労働の末に自殺した問題で、母親の和美さん（４７）＝芦屋市＝が２日、神戸市内で会見し、同社と和解が成立したと明らかにした。同社が謝罪し、再発防止へ和美さんが社員教育に協力することで合意した。

神戸新聞　2021年7月2日付けより引用しました。

　元社員の前田さん（当時20歳）が2016年6月にお亡くなりになられてから5年、2018年6月に労災認定されてから3年という歳月を経て、ようやく会社が、自殺は上司のパワハラと長時間労働が原因だったと認め、ご遺族に謝罪しました。労基署は労災認定した際もパワハラについては「上司とトラブルがあった」との指摘にとどまり、会社側は「過重労働やパワハラはなかった」と主張していたということです。

このような痛ましい事案が起こらないよう、各企業に於かれましては、過重労働とハラスメントの未然防止に取り組んでいただきたいと思います。
ヒューマン・プライムは人事労務管理の専門家として、中小企業・小規模事業者様の未然防止へのご支援をして参ります。