厚労省がカスタマーハラスメント対策企業マニュアルを作成
カスハラ対策マニュアル・リーフレット&ポスター
マニュアルやリーフレットには、学識経験者等の議論や顧客と接することが多い企業へのヒアリングを踏まえ、カスタマーハラスメントを想定した事前の準備、実際に起こった際の対応など、カスタマーハラスメント対策の基本的な枠組みを記載しています。
厚生労働省が公表した『カスタマーハラスメント対策企業マニュアル』によりますと、20~64歳の労働者のうち、過去3年間に勤務先でカスタマーハラスメント(顧客等からの著しい迷惑行為)を一度以上経験した者の割合は15.0%で、パワーハラスメント(31.3%)よりは少ないものの、セクシュアルハラスメント(10.2%)よりも多いという結果になっています。
また、受けた行為の内容としては「長時間の拘束や同じ内容を繰り返すクレーム(過度なもの)」(52.0%)が最も多く、「名誉棄損・侮辱・ひどい暴言」(46.9%)がそれに続いています。
ところで、カスタマーハラスメント問題でよく引き合いに出されるのが「お客様は神様です」というフレーズです。しかしながら、このフレーズが真意とは違う意味に捉えられたり使われたりしていることが多くあるとのことから、株式会社三波クリエイツさんがコメントを出されていますので、参考までにご紹介いたします。