不妊治療応援 新マーク
厚労省「くるみん制度」拡充
厚生労働省は4月から、仕事と子育ての両立支援に積極的な企業を認定する「くるみん制度」を拡充し、不妊治療中の社員をサポートする企業向けの新たなマークを作った。社員の治療負担を軽減し、働きやすい環境を整備する狙い。企業は求人情報や商品にマークを使い、こうした姿勢をアピールできる。
「くるみんプラスマーク」の認定を受けるために必要な取り組みは、3月23日の気になる話題ピックアップで解説していますので、ご参照ください。
なお、厚生労働省は企業における「不妊治療と仕事との両立」を支援する取り組みを推進していますが、その一環として「不妊治療と仕事との両立」を支援するツールを改訂しました。企業向けの制度導入マニュアル「不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりのためのマニュアル」は、企業事例を9社から20社に増やし、より具体的で実践的な内容になっています。
また、労働者向けに不妊治療の内容や職場での配慮のポイントを紹介した「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」は、周囲に不妊治療を受けている労働者がいる場合に、上司や同僚等が不妊治療と仕事との両立への理解を深める内容となっています。