83.3%の方が五月病で業務に影響があった
原因は「社内・社外の人間関係」が最多
五月病を経験した方の8割以上が業務に影響があったと回答しており、業務に集中できなくなった人は半数以上いることがわかりました。原因として「社内・社外の人間関係」が38.7%と3割以上の方が回答しており、さらに6割にのぼる人が五月病によって会社をやめたいと感じたことが明らかになりました。こうした結果から、社員のメンタルヘルスマネジメントをしていくことの重要性が浮き彫りになりました。
今年のGWは3年ぶりに行動制限のない大型連休となり、5月2日と6日を休みにして10連休という方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
さて、毎年GW明けには、体調を崩したり、気持ちが落ち込んだりという「五月病」になる人がいます。「五月病」とは、新入社員や4月に人事異動などで環境変化のあった方が新しい環境への適応がうまくいかず、なんとなく体調が悪い、やる気が出ないなど心身に不調があらわれる状況を指しており、正式な病名ではありません。医学的には、適応障害や抑うつ状態などの病気と関係があるとされることが多いようです。
厚生労働省_働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』に、「五月病」とのつきあい方が掲載されていますので、周囲に「五月病かな?」と心配な方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介してあげてください。