東京レインボープライド 各国駐日大使らがスピーチ LGBTQの権利訴え
性的マイノリティーへの差別のない社会の実現を
都内で開かれた東京レインボープライドで、G7広島サミットを前に各国の駐日大使らがスピーチを行い同性婚の法制化など性的マイノリティーへの差別のない社会の実現を強く訴えた。
「LGBTQ」とは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング/クィアの頭文字から成る言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称の一つとしても使われています。
代表的な5つの他にも多くのセクシュアリティ(例えば、アセクシュアルやパンセクシュアルなど)がありますので、+(プラスアルファ)を付けた「LGBTQ+」という、より多様な人々を含んだワードが使われることもあります。
さて、企業として、誰もが働きやすい職場環境づくりに取り組むことはとても重要です。厚生労働省では、性的マイノリティの当事者を含む多様な人材が活躍できる職場環境を整える取り組みの推進を目的として、「多様な人材が活躍できる職場環境に関する企業の事例集~性的マイノリティに関する取組事例~」を作成しています。
性的マイノリティの当事者の困りごとは個人によって様々です。事例集で紹介されているり取り組みが、必ずしも自社の従業員が望む対応であるとは限りません。
また、中小企業では、研修など比較的着手しやすいところからまず一歩踏み出すという進め方が現実的だと思います。自社にあった対応や自社の従業員の希望に応じた対応を工夫したり、働く人一人ひとりが性的指向・性自認についての理解を深めるために、事例集を活用されてみてはいかがでしょうか。