「健康経営銘柄2024」「健康経営優良法人2024」の申請受付開始!
健康経営への関心の高まり
経済産業省では、健康長寿社会の実現に向けた取組の1つとして、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取組を戦略的に実践する「健康経営」を推進するため、健康経営に取り組む法人が社会的に評価される環境を整備することを目的に、平成26年度から東京証券取引所と共同で「健康経営銘柄」の選定を開始し、平成28年度からは日本健康会議と共同で「健康経営優良法人認定制度」を運営してきました。
経済産業省は8月21日(月)より、「健康経営銘柄2024」及び「健康経営優良法人2024」の申請受付を開始しました。申請期間は、大規模法人部門が10月13日(金)17時まで、中小規模法人部門が10月20日(金)17時までとなります。
令和5年度の主な変更点は以下の通りです。
①情報開示の促進
人的資本に関する非財務情報の開示・評価の動向を踏まえつつ、健康経営の質の向上を図るため、特定健診・特定保健指導の実施率や、業務パフォーマンス指標の測定及び開示を評価対象とし、さらに、労働安全衛生・リスクマネジメントの開示状況について問う設問を追加。
②社会課題への対応
子育てや親の介護、女性特有の健康課題等による従業員の心身の負担が社会的な課題となっていることを踏まえ、従業員の業務パフォーマンスを最大化し、組織の活力を高めるため、個別事情に応じた柔軟な働き方や生産性低下防止に関する設問を追加。
③健康経営の国際展開
健康経営の国際的な普及促進の検討にあたり、海外駐在員や現地法人の健康増進、健康課題への対応状況について把握することを目的とした設問を追加。ただし、評価には用いない。
また、申請受付開始に合わせて、健康経営有料法人ポータルサイト「ACTION!健康経営」では、今週1週間、様々な健康経営にまつわるパネリストが毎日動画を投稿する「健康経営WEEK2023」が開催されています。
1日目は、経済産業省ヘルスケア産業課課長補佐山崎氏による「健康経営の概要と推進」についての動画です。
2日目は、株式会社名古屋銀行様による「取引先も社員も家族もみんな笑顔に~スポーツイベントの開催を通して~」をテーマとした講演です。
本日も13時までに動画が投稿される予定です。ぜひご覧になってみてください。
なお、健康経営に関する過去の記事も、この機会にご一読いただけると幸いです。