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2023年度(24年卒版)新卒採用・就職戦線総括

若者人口の減少を背景に企業の採用意欲が向上するも、厳しい採用環境に

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2024年卒業予定の学生を対象とする、企業の採用活動と学生の就職活動および、今後の展望などをまとめた『2023年度(2024年卒)新卒採用・就職戦線総括』を発表しました。

マイナビWebサイト 2023年9月20日付け記事より引用しました。

 2023年度(2024年卒)新卒採用・就職戦線の特徴の一つに、“「福利厚生」に関心を持つ学生が7割弱”があげられています。

学生は勤務先や仕事内容への関心を高く持っていますが、それ以上か同程度に「福利厚生」にも関心をもっており、「勤務地・仕事内容・給料よりも関心がある」が6.4%で、「勤務地・仕事内容・給料と同程度関心がある(63.4%)」とあわせると69.8%となりました。こうした学生のニーズを受け、企業側では採用広報で強みにしている内容として「福利厚生の充実」との回答が71.5%と最多になっています。

それでは、学生が企業に求める福利厚生はどのようなものか、就職先にあったら嬉しいもの・求めるものを聞いたところ、次のような結果でした。
1位 「休暇制度(特別休暇、リフレッシュ休暇、介護・看護休暇など)」(77.5%)
2位 「諸手当(住宅手当、子ども手当、食事手当など)」(74.1%)
3位 「各種補助(通勤費、通信費など) 」(53.0%)
4位 「退職金制度」(44.3%)
5位 「自己啓発(資格取得の補助など)」(42.6%)

一方で、「レクリエーション(社員旅行、懇親会、部活動、レジャー施設等の利用補助など) 」(17.0% )や「保養所」(8.1%)のようにアトラクション要素が強く、かつての福利厚生の定番とみなされるような項目は低い結果となっています。
~以上、マイナビ「2024年卒大学生活動実態調査 (4月)」より~

このように福利厚生の内容としては、かつての福利厚生の定番とみなされるような「レクリエーション」などの項目よりも、安定して長く働けることを意識する傾向から、ワークライフバランスや経済的な安定に直接的に繋がるような制度を希望する学生が多いことがわかります。新卒に限らず、採用活動をおこなううえで、福利厚生を充実させることは重要です。

ただ、他社を真似てではなく、従業員の声を聴きながら自社に合った制度を整備し、「いつまでもここで働きたい」と思ってもらえるような職場環境を提供することが大切です。

自社の福利厚生を充実させていくうえで、参考になりそうな記事をピックアップしましたので、よろしけばご覧になってください。

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