12月は「職場のハラスメント撲滅月間」です
職場におけるハラスメント対策シンポジウム開催
厚生労働省では、12月を「職場のハラスメント撲滅月間」と定め、ハラスメントのない職場づくりを推進するため、集中的な広報・啓発活動を実施します。その一環として、「職場におけるハラスメント対策シンポジウム」をオンラインで開催します。
2023年も残すところ1ヶ月となりましたが、今年も、パワハラ、セクハラ、マタハラ等ハラスメントに関するニュースが多く報道されました。
ところで、厚生労働省では、年末に向けて業務の繁忙等によりハラスメントが発生しやすいと考えられる12月を「職場のハラスメント撲滅月間」と定めています。職場のハラスメントをなくし、みんなが気持ちよく働くことができる職場環境をつくっていくことを目指して、広報ポスターの作成・掲示や啓発動画の作成など、集中的な広報・啓発活動を実施することとしています。
こちらから、職場におけるパワーハラスメント対策、セクシュアルハラスメント対策、妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント対策のパンフレット(最新版)がダウンロードできますので、この機会に、自社のハラスメント対策を見直すとともに、ハラスメント防止のために何が大切なのかを考えていただきたいと思います。
さて、ハラスメント対策の総合コンサルタントである株式会社クオレ・シー・キューブさんが、ハラスメントフリーな職場(ハラスメントの無い職場)を次のように整理されており、取り組みの参考になりますので、ご紹介いたします。
- 単にハラスメントが無い職場というだけでなく、ハラスメントから解放されている、自由になっている職場
- 働く人々の人権や人格が侵害されないことはもちろん、それぞれが互いに尊重しあう職場
- 不幸にしてハラスメントが発生してしまった場合には、その解決に向けて最善の措置が講じられる制度・体制が整備されている職場
- そこで働く一人ひとりが自立し、持てる能力を最大限発揮し、活き活きと働いている職場
- あるいはそういう職場を自らが創るという意志を、働く人と組織が持っている職場
- そうした職場づくりへ向けて努力を惜しまず取り組み続けている職場