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健康を生産性向上の柱に ソフトバンク、ストレス・成果一体分析

体調悪化・退職リスク予測 経済損失26兆円を改善

ソフトバンクは社員の心身状態と業務成果を一体的に分析する新たな取り組みを始めた。健康データと人事システムを統合して影響を可視化し、社員の健康を維持する。ストレスによる経済損失は年26兆円との試算もある。優秀な人材を獲得し生産性を高めようと今年の春季労使交渉では大幅な賃上げが相次ぐが、社員の健康促進も生産性改革の柱になりつつある。

日本経済新聞Web 2024年3月17日付け記事より引用しました。

 季節の変わり目は体調を崩しやすいものです。元気に新年度を迎えるためにも、日々の健康管理がとても大事です。

さて、この季節は三寒四温と言われるように気温の変動が大きく、「自律神経」が乱れやすい時期です。自律神経とは、心臓の動き、血圧、食物の消化、体温調整など生命を維持する上で重要な身体の機能をコントロールしている神経で、興奮するときに働く「交感神経」とリラックスする時に働く「副交感神経」から成り立ち、このバランスがとても大切です。

春に自律神経が乱れやすいのには、次のような理由があります。
・気温の変化が大きい
・新入社員を迎えたり異動や転勤があるなど環境の変化が大きく、ストレスが多くなる
・身体の各器官の動きが活発になる季節のため、代謝が促進されることにより体内のエネルギーが不足しやすい
・冬に活発だった交感神経から、夏に活発になる副交感神経の移り変わる時期である

そして、自律神経が乱れると以下の症状が出てきます。
・身体がだるい、眠い
・食欲が出ない
・イライラする
・便秘、下痢
・動悸、息苦しい
・めまい
・頭痛    など

春の自律神経の乱れを乗り切るには、以下の6つを心掛けましょう。

決まった時間に寝起きするなど生活リズムをつくる
⇒生活リズムが乱れると、体内時計のリズムが崩れ、自律神経の働きに悪い影響を与えます。

栄養バランスのよい食事をしっかりとる
⇒自律神経の働きを整える作用のあるビタミン・カルシウム・ミネラルを中心にバランス良く摂取しましょう。

自分に合った休養(睡眠)時間をとる
⇒夜更かしが続くと、副交感神経と自律神経の切り替えがうまくいかなくなるので、十分な睡眠時間を確保しましょう。

カーディガンやストールを使い体温調節を行う
⇒気温差が大きいこの季節は着るものにも困りますが、体が冷えないように調整できる服装をしましょう。

ストレス解消
⇒趣味を楽しんだり、仲の良い人と話をしたりしてストレス発散しましょう。

運動する
⇒ストレッチや散歩など負担にならない程度に体を動かす習慣をつけましょう。

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