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気になる話題ピックアップ

五月病とのつきあい方

ストレス対処法を多くもっておこう

ゴールデンウィーク(春の大型連休)を過ぎた頃に注意が必要なのが、「五月病」です。新入社員や人事異動など環境変化のあった方が、新しい環境への適応がうまくいかず、なんとなく体調が悪い、やる気が出ないなど心身に不調があらわれる状況を言われています。五月病は正式な病名ではありません。医学的には、「適応障害」、「抑うつ状態」などの病気と関係があるとされることが多いです。

こころの耳 ホームページより引用しました。

 今年のゴールデンウィークは前半に3連休があり、平日を挟んで4連休という日程でしたね。気が早いのですが、2025年カレンダーによると来年のゴールデンウイークは、
昭和の日 4月29日(火)
憲法記念日 5月3日(土)
みどりの日 5月4日(日)
こどもの日 5月5日(月)
振替休日 5月6日(火)
という休日になっていますので、4月28日、30日、5月1日、2日にお休みを取った場合、最大で11連休となり得ます。ゴールデンウィークが終わって少し暗い気持ちになっている人は、この日程を参考に来年の予定を立てて元気を出しましょう。

さて、大型連休と共に毎年、話題に上るのが「五月病」です。4月は、新年度を迎え入社や異動、転勤などで環境が大きく変わるタイミングですが、ゴールデンウイークが明けた頃から、新たな環境に適応できず、心身の不調を訴える人が出てきます。

五月病とは、新しい環境や仕事のストレスにより、やる気が低下する現象を指します。五月病のようなメンタル問題を抱える原因には「理想と現実のギャップ」があります。
例えば、
・会社や新しい部署での業務が思っていたものと異なった(業務への不満)
・思っていたように力を発揮できず、無力感を感じている(自信の喪失)
・初めて一人暮らしになり、プライベートとのバランスをつかめていない(私生活の課題)

五月病は、残業過多による純粋な疲弊などとは異なり、メンタル面の問題です。そのため、一人ひとりに対して取るべき対応が異なります。今や働き手の心のケアは企業の責任ですので、企業としては、それぞれのストレス原因を探し、適切に対応することが解決の近道となります。適切な対応をするために押さえるべきポイントを3つご紹介しておきますので、ご参考になさってください。

安心感を与える
業務の問題などを相談しやすい環境をつくることは重要です。質問した際に「それくらいわかるでしょう」と先輩や上司にあしらわれてしまう場合、わからないことがあっても次からは聞きづらくなってしまいます。結果、業務が滞るだけでなく、成長も鈍化してしまうため、コミュニケーションがとりやすい環境の整備は大切です。一つのアプローチとして「15分考えてわからなかったら聞いて」など、明確な基準を共有する方法があります。上司側も「何がストレスになってるかわからない」「何に困っているのかわからない」という状態はストレスになるため、互いに共通の基準を持っておくことは効果的です。

はじめて部下がついた人のケアを怠らない
新卒のケアに目を向けすぎており、初めて部下を抱えることになった社員に対してのサポートが薄くなることも問題となりえます。上司自身も初めての経験で、ストレスを抱えていたり、上司としての自分に対して自信が持てない場合などは、部下からも信頼を得ることが難しくなります。

キャリアプランを考える
上司や先輩から、今の課題や直すべき点が把握できるように「○○ができたら■■を任せる」といった目標を持たせることも効果的です。ギャップを感じる要因に「目の前の業務からその先の展望がイメージできていない」というものがあります。仕事を任せる際も、単純に業務として取り組んでもらうのではなく、その仕事が次の機会につながることを示し、より自分事化しやすいようにすることでモチベーションのキープにつなげるといいでしょう。

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