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部下への暴行訴訟 会議で激高、「6秒」待てず

「文句があるなら代案出せ」請求1.4億円、争い長期に

「文句があるなら代案を出せ」。男性部長は会議中、部下の言動に怒りを抑えきれず思わずつかみかかった。暴行で心身を傷付けられたとして部下に訴えられ、要求された賠償額は1億4千万円。「沸騰」した感情をいかに鎮めるか。ストレス社会といわれる現代の管理職は、仕事だけでなく自分自身をマネジメントする能力も求められている。

日本経済新聞Web 2024年1月21日付け記事より引用しました。

 アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです。怒らないことを目的とするのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標としています。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会HPより引用

さて、記事のタイトルにある「6秒」ですが、諸説はあるものの、“怒り”が生まれてから理性が働くのに6秒程度かかると言われています。カーッとなったときに、怒りにまかせて行動してしまうと、暴言を吐いたり、暴力的な行為をしてしまうことがありますが、6秒間をやり過ごせたら、売り言葉に買い言葉のような状況を回避することができます。6秒待てれば、怒りの感情が消えはしないまでも、怒りの感情に支配されることなく、理性的に考え、行動できるようになるのです。

アンガーマネジメントでは、怒りをコントロールするテクニックとして「6秒ルール」が提唱されています。
「6秒ルール」については、健保連さんのコラムをご参照ください。

アンガーマネジメントには、「6秒ルール」以外にもたくさんのテクニックがあります。アンガーマネジメントを身につけると、職場だけでなく、家族関係やプライベートでも人間関係が楽になります。関心を持たれた方は、この機会に取り組まれてみてはいかがでしょうか。

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