「同性に相談をしたい」という声 女性産業医が活躍
特有の悩みや不調、相談しやすく
社員の健康を守る産業医で、女性医師の割合が高まっている。働く女性が増え、特有の悩みについて「同性に相談をしたい」という声があるためだ。企業側もそのニーズをくみ、女性産業医を選ぶ動きが広がっている。
ワクチンの職域接種を含め新型コロナウイルス感染予防のキーパーソンとして、産業医が脚光を浴びています。産業医の社会的貢献が問われていると言ってよいかも知れません。
企業が働く人を大切にする経営を目指すためには、従業員の健康についての経営方針を掲げることが必要だと思います。そして、それを実践する上で重要なパートナーが、産業医を初めとする産業保健スタッフです。
産業医の選任義務がない小規模事業場が、産業医の要件を備えた医師と職場巡視、健康診断異常所見者に関する意見聴取、保健指導等、産業医活動の全部または一部を実施する契約を締結し、実際に産業医活動が行われた場合に、費用の助成を受けることができる制度「小規模事業場産業医活動助成金」があります。従業員の健康管理等のために、ぜひご検討ください。