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Office製品どれを選ぶ?


近頃はすっかりサブスクリプションがメインとなったコンテンツサービス。Microsoft Officeも同様で、常に最新バージョンが利用可能なクラウド版のOffice「Microsoft 365」を導入されている方も大勢いらっしゃることでしょう。

一方、以前に購入したパッケージ版のMicrosoft Officeも永続的な使用は可能です。Microsoft製品はリリースから5年間メインストリームサポートが提供され、新機能プログラム、バグや脆弱性を対象としたセキュリティ更新プログラムなどが提供される他、各種無償サポートが受けられます。その後は10年間の延長サポートが設定されており、セキュリティ更新サポートのみ継続されますが、この期間を経過してしまうと一気にセキュリティリスクが高くなってしまいます。

もちろんサポート切れであってもWordやExcel自体が使えなくなることはありません。しかし購入パッケージ版の販売が終了してしまえば、新しい従業員へ買い足すOfficeは、仕様の違う新バージョンとなってしまいます。

ここで発生しやすいのが、マクロやレイアウト崩れなどによる互換性問題。「せっかく組んだマクロを開けない部署がある」では仕事になりません。こういった事態を考えると、やはりメインストリームサポートが提供されている間に、新しいバージョンのOfficeへ統一するのが懸命なのかと思います。(高額な代金でパッケージを購入したというのに…)

Microsoft Office製品 今後のサポート終了予定は以下の通り。

【Office 2013】
 ・メインストリームサポート終了:2018年4月10日
 ・延長サポート終了:2023年4月11日

【Office 2016】
 ・メインストリームサポート終了:2020年10月13日
 ・延長サポート終了:2025年10月14日

【Office 2021】
 ・メインストリームサポート終了:2026年10月13日
 ・延長サポート:なし
 ※Office 2021はメインストリームサポートのみで、
  延長サポートは提供されないとのこと。

パッケージ版とサブスクのMicrosoft365、単純に費用を比較すると、サブスクはとても割高な印象です。個人で利用するのであれば旧バージョンのままでもさほど問題ないとも思えますし、そもそもMicrosoft社製品にこだわる必要もないのかもしれません。無償のオフィスアプリはいろいろありますしね。

ただ、企業内の全員でバージョンを統一する必要がある場合、また顧客とのやり取りで発生するかもしれない互換性の問題、期限のないサポート体制などを考えるとMicrosoft365を選ばざるを得ず、ならば数ある法人向けプランのどれが一番無駄ないのか、はたまた22年の1月からリリースされた新サービス「Perpetual Software in CSP」とはどんなものなのか、と試行錯誤はどこまでも尽きないのであります。

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