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ピンクリボンフェスティバルを知っていますか?

10月はピンクリボン月間、毎月19日は「ピンクの日」。

毎年10月は、乳がんの早期発見・早期治療を目指す「ピンクリボン月間」です。世界規模で乳がん検診の早期受診が呼びかけられています。ピンクリボンはよく見かけるようになり、この時期はピンバッジを見かけることも多いですよね。

日本では毎年9万人以上の人が新たに乳がんに罹患しており、日本人女性が罹るがんの中でもトップです。現在の累積がん罹患リスクが11.2%とされており、9人に1人が生涯で乳がんに罹患する計算になります。しかし、早期発見で治る可能性が高い病気です。

さて、公益財団法人日本対がん協会は、乳がんについての啓発のため、毎年ピンクリボン月間に合わせて「ピンクリボンフェスティバル」を開催しています。21回目を迎える今年も、東京や神戸の各地でピンクライトアップやブース出展が行われ、乳がんの早期発見・適切な治療の大切さを伝えています。

そして、ホームページでは、乳がん検診の重要性とブレストアウェアネス(乳房を意識する生活習慣)に関する情報が公開されています。乳がんは早期発見すれば治癒が期待できるということや、定期的なブレストチェック(乳房のチェック)で見つけることができるということを多くの女性が知っている一方で、実際に日頃からブレストチェックを行っている女性は実はとても少ないのが現状だそうです。

そこで、日本対がん協会では毎月19日を『ピンクの日』として、ブレストチェックをはじめとした「ブレスト・アウェアネス」(乳房を意識する生活習慣)を推奨しています。ポイントは「①普段の乳房の状態を知る②乳房の変化に気を付ける③変化に気づいたらすぐ医師に相談④40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける」です。今日は10月19日、さっそく今日から始めましょう。

乳がんは、年齢や考え方、生活様式や立場によって、自分に必要な情報や行動が異なります。乳がん死亡率の減少効果があると国際的に証明されている唯一の検査方法のマンモグラフィー検査ですが、日本対がん協会は「若いうちから自己判断でマンモグラフィー検査を受けることはお勧めしません。乳腺専門医と適切な検査方法を相談しましょう。」と呼び掛けています。誰にでもリスクはありますが、特に気を付けたい習慣やリスクもあり、ご自身の年齢や生活習慣と照らし合わせてリスクを理解し、正しい情報を得ることが大切です。

先日、歌手のブラザー・コーンさん(67歳)が乳がんを公表されました。男性では、60代から70代で見つかることが多いようです。男性にとって乳がんは希少がんですが、決して女性だけのものではないというわけです。あなたの大切なご家族、パートナーや友人にも、ブレスト・アウェアネスと乳がん検診を勧めてあげてください。

※協会けんぽでは一般健診を受診する40歳以上の偶数年齢の女性(希望者)に乳房エックス線検査(マンモグラフィー)による乳がん検査を行っています。勤務先の健康保険組合やお住まいの自治体のホームページもご確認ください。
全国健康保険協会| 健診・保健指導 |

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