あなたは毎年ねんきん定期便、見ていますか?
私事ですが、先日自宅に「ねんきん定期便」が届いていました!
ねんきん定期便の郵送が始まったのが平成21年。最初こそ物珍しく、「こんなに払っているんだ。」とか「これだけもらえるんだ」と新しい発見がありましたが、今年でもう15回ももらったことになります。圧着のはがきを剥がして、「ふーん。」と思うだけに最近はなってきていませんでしょうか?
最近のねんきん定期便には「公的年金シミュレーター二次元コード」がついていて、これを読み取ると自分の加入期間や納付保険料に基づいた情報に飛びます。老齢年金は、長く働き、また、“繰り下げ”を活用することで、受け取る金額を増やすことができます。
条件を色々変えて、自分の年金を試算してみてはいかがでしょうか。
また、この機会に、自分への戒めを含めて年金について一緒に考えてみませんか?
日本年金機構は厚生労働省と協力して、11月を「ねんきん月間」と位置づけて、公的年金制度の普及や啓発活動に取り組んでいます。ねんきん月間の期間中は全国の様々な場所で、年金事務所職員による出張年金相談や年金に関するセミナーが行われています。年金というと、多くの人は「老齢年金」をイメージしますが、ご存知の通り他にも種類があります。
主な年金の種類
- 老齢年金:原則として65歳から受け取ることができる年金
- 障害年金:疾病または負傷によって所定の障害状態になった時に受け取ることができる年金
- 遺族年金:お亡くなりになられた方によって生計を維持されていた遺族が受けることができる年金
これらの年金は、言葉としては知っていても、くわしく理解していなかったり、制度が変わったりしている可能性があります。この機会にねんきん制度への理解を深め、今後の生活について今一度考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。詳しくは日本年金機構、または厚生労働省の特設ページからご覧ください。