医療保険料の軽減特例廃止 段階的に
75歳以上、来年10月から 厚労省が消費増税に配慮
厚生労働省は、所得の少ない75歳以上の高齢者を対象に医療保険料の負担を軽くしている特例を2019年10月から段階的に解消する方向で検討に入った。当初は低年金者向け給付金や他の負担軽減策を導入するのに合わせて特例を全廃する想定だった。消費税増税と時期が重なるため、高齢者の生活に配慮し、保険料の軽減特例を一気に廃止することは見送る。
労務監査、各種コンサルティング
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厚生労働省は、所得の少ない75歳以上の高齢者を対象に医療保険料の負担を軽くしている特例を2019年10月から段階的に解消する方向で検討に入った。当初は低年金者向け給付金や他の負担軽減策を導入するのに合わせて特例を全廃する想定だった。消費税増税と時期が重なるため、高齢者の生活に配慮し、保険料の軽減特例を一気に廃止することは見送る。