社会保障費伸び、4800億円弱に抑制へ
来年度の社会保障予算の伸びについて、政府最終調整へ
政府は、6千億円と見込む来年度の社会保障予算の伸びについて、4800億円弱に抑制する方向で最終調整に入った。
薬の公定価格「薬価」の引き下げ(500億円超)、40~64歳で所得の高い人たちが払う介護保険料の段階的引き上げ(約550億円)、生活保護の段階的引き下げ(約30億円)などで抑制する。
財政再建の観点から社会保障費の伸びの抑制は、来年度予算編成の焦点になっていた。6300億~6700億円の伸びを見込んだ2016~18年度は、年5千億円程度に抑制した。