日本の女性を脅かす、長寿のリスク
老後の蓄え、20年分足りず
長寿を祝うには十分な老後の資金を蓄えなくてはならない。世界経済フォーラム(WEF)が欧米とオーストラリア、日本などを対象にまとめた報告書によれば、寿命の伸びに老後向け資金の増加ペースが追い付かず、生活費の不足分が10年以上に相当する国もある。中でも日本の女性が最も深刻な課題を抱えているという。
報告書を共同執筆したWEF機関投資家部門の責任者ハン・イク氏は、不足分は政策当局や雇用主、個人による行動を必要とする規模であり、何らかの措置を講じない限り、高齢者は「支出を減らすか、収入を増やすか、どちらかを選ぶしかなくなる」と警告した。
gooニュース(ブルームバーグ) 2019年6月14日付けより引用しました。
賃金は伸びず、税金や社会保険料は上がり続けていく中で貯蓄を増やすことが難しくなってきました。政府には老後2000万の問題を無視せず改善する政策を進めて欲しいものです。