トヨタ社長、遺族に謝罪し一転和解
社員パワハラ自殺で再発防止策
トヨタ自動車(本社・愛知県豊田市)の男性社員(当時28歳)が4年前に自殺したのは、上司のパワーハラスメントで適応障害を発症したのが原因だったとして、豊田章男社長がパワハラと自殺との因果関係を認め、遺族に直接謝罪していたことが判明した。トヨタは徹底した再発防止策を誓うとともに、解決金を支払うことで遺族と和解した。遺族側の代理人とトヨタが明らかにした。
厚労省の調査によると、約3人に1人が過去三年間に一度以上パワハラを受けた経験があるということです。詳しくは、ヒューマン・プライム通信309号をご覧ください)。
【解説動画】
中小企業でも来年4月に「パワハラ防止法」が施行されます。企業はどのような対策をとればよいのか、この機会に自社の状況を見直してみてはいかがでしょうか。