国内社員3900人を対象に副業解禁 カルビー
多様な価値観によるアイデアの創出ねらい
カルビーは12月16日、12月1日から約3900人の国内全社員を対象に副業を解禁したと発表した。制度を通じて多様な価値観によるアイデアやイノベーションの創出、優秀な人財の確保につなげる。
希望者は、開始を希望する日の2カ月前までに誓約と申請書を提出し、承認を受ける。その上で、勤務時間外や休日で副業に従事することができる。
カルビーさんは社外から副業人材も受け入れられており、11月時点では5人の副業人材が活躍しているとのことです。詳しくはこのリンク記事をご参照ください。
パーソル総合研究所さんが8月に発表した「第二回 副業の実態・意識に関する定量調査」によると、副業人材を既に受け入れているという企業は23.9%ですが、今後受け入れ意向がある企業を含めると47.8%であり、半数近くが副業人材受入れに前向きである結果となっています。
企業規模別では、従業員人数100人未満の中小企業と1万人以上の大企業で、既に受け入れている、または受け入れ意向がある割合が高い傾向が見られます。実際に弊社の顧問先でも副業人材を活用される企業が出てきました。多様な人材を確保したいと考える中小企業にとって、副業人材の受入れは有効な方法だと思います。