保育所休園 濃厚接触多数で人手不足
保護者欠勤、企業対応急ぐ
厚生労働省は24日、全面休園している保育所が20日時点で327カ所と過去最多となったと発表した。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大で13日時点の86カ所から急増。保育士らが濃厚接触者になって出勤できず人員確保できないケースが目立つ。子どもの預け先がなく出勤できない保護者も増えており、社会機能の維持が課題になっている。
国は、臨時休校や臨時休園などにより仕事を休まざるをえない保護者を支援するための助成金制度について、その対象となる休暇取得の期間を、令和4年3月31日まで延長しています。
なお、対象となる小学校等には、幼稚園、保育所、認定こども園、認可外保育施設、家庭的保育事業等、子どもの一時的な預かりなどを行う事業、障害児の通所支援を行う施設などを含みます。また、有給の休暇（賃金全額支給）が就業規則などに整備されていない場合でも、要件に該当する休暇を付与した場合には助成金の対象となります。ただし、労働基準法上の年次有給休暇を除きます。
保護者がお子さんを安心して家庭で見ることができるように、事業主の皆さまに於かれましては、この助成金をぜひ活用していただきたいと思います。
