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2022年春季労使交渉、3つのポイント

賃金低迷脱却なるか

電機や自動車などの主要労組が16日前後に、経営側に要求書を提出し2022年の春季労使交渉が本格化する。20年以上に及ぶ賃金の低迷に終止符を打ち、持続的な賃上げの流れをつくりだせるかが焦点だ。賃上げ原資を生み出すための生産性の改善や、働き手の貢献に応じた分配の仕組みづくりも課題となる。3つのポイントをまとめた。

日本経済新聞Web 2022年2月14日付け記事より引用しました。

 2022年春闘が今週、本格化しますが、本記事では今春闘の3つのポイントを取り上げ、解説されています。

  1. 賃上げ率は2%超に届くか
  2. 生産性改善のカギは働きがい
  3. 分配の「脱一律」と格差是正の両立

さて、経団連は今春闘の協議にあたっての基本スタンスの中で、「働きがい」の向上施策について以下のように説明しています。。

  • 働き手の「働きがい」を高め、自身の成長への原動力とするためには、DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)の実現を踏まえ、自社の変革を担える人材に必要な能力開発を促し、その成長を支援することが鍵となる。
  • 主体的なキャリア形成機会の提供も不可欠である。具体的には、手挙げ制によるOff-JTプログラム、社内公募制度や社内起業制度、他社留学制度などの導入・拡充のほか、副業・兼業の推進、プロボノの支援などが挙げられる。
  • 働き手一人ひとりの成長を教育の観点から支援していくことも望まれる。具体的には、社内勉強会など社員同士の学び合いを促すプラットフォームの整備、大学等と連携したリカレント教育プログラムの提供などが考えられる。

なお、HP通信の最新325号では、2022年版「経営労働政策特別委員会報告」より、働きがいを高める自社型雇用システムの確立を取り上げ、動画で解説していますので、この機会にぜひご視聴ください。

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